E V E N T
年度ごとのイベント情報
2017年度 2016年度 2015年度 2014年度 2013年度
シンポジウム
四国におけるe-Knowledgeを基盤とした大学間連携による大学教育の共同実施事業
事業シンポジウム2016開催について
(※事業シンポジウム2016は終了しました)
本事業では、これまでに四国における5国立大学連携のための共同教育プラットフォームを整備し、各大学の特色ある教育・研究分野のe-Learning化等により、年を追うごとに共同開講科目を充実させてまいりました。今後は、共同開講科目を用いて各大学の教育の質向上にいかに貢献するかという点が重要になります。
本シンポジウムでは、まず本事業の概要を説明した後、各種ガイドラインの整備等、非同期型e-Learningにおける教育の質保証の仕組みと教育の質向上への取組みについて紹介します。また、特別講演として九州大学基幹教育院ラーニングアナリティクスセンター長の緒方広明教授をお招きし、九州大学における教育ビッグデータを活用した Blended Learning の質保証と質向上に関する最先端の事例を紹介していただきます。
チラシ pdf(2760KB)
日時・会場
日時:2017年1月23日(月) 13:30~15:40 (受付開始:13:00~)
会場:香川大学 幸町北キャンパス 研究者交流スペース (研究交流棟5F)
対象:高等教育機関関係者、自治体関係者、一般市民
参加費:無料
プログラム
テーマ:「大学連携e-Learningによる教育の質保証にむけて」
13:00 | 開場 | 受付開始 |
13:30 | 開会挨拶 趣旨説明 |
開会の挨拶 藤井 宏史 (大学連携e-Learning教育支援センター四国 運営委員会委員長) |
13:40 | 事業報告 | 事業概要 「大学連携教育の共同実施について」 林 敏浩 (大学連携e-Learning教育支援センター四国 センター長) |
14:00 | 活動報告 「非同期型e-Learningにおける教育の質保証の取組み」 根本 淳子 (大学連携e-Learning教育支援センター四国 愛媛大学分室 准教授) 「四国5大学型共同教育実施モデルの運用における課題」 田中 寿郎 (大学連携e-Learning教育支援センター四国 愛媛大学分室長) 「5大学連携による著作物利用許諾の取組み」 村井 礼 (大学連携e-Learning教育支援センター四国 教授) |
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14:30 | 特別講演 | 特別講演 「九州大学における教育ビッグデータの分析」 緒方 広明 (九州大学基幹教育院ラーニングアナリティクスセンター センター長) |
15:30 | 閉会挨拶 | 閉会の挨拶 林 敏浩 (大学連携e-Learning教育支援センター四国 センター長) |
特別講演
◆演題:「九州大学における教育ビッグデータの分析」
◆講師:緒方 広明
(九州大学基幹教育院ラーニングアナリティクスセンター センター長)
◆略歴:
九州大学・基幹教育院・主幹教授。博士(工学)。
九州大学教育データ科学基盤研究センター長、九州大学基幹教育院ラーニングアナリティクスセンター長、サイバーセキュリティセンター副センター長、情報統括本部、教材開発センターを兼任。
JSTさきがけ「情報環境と人」兼任研究員(2009-2013年)。
学習分析(ラーニングアナリティクス)、ユビキタス学習環境、協調学習環境等の研究に従事。
◆講演概要:
九州大学では、2013年より学生所有PC必携化(BYOD)を推進し、2014年より、デジタル教科書やe-Learning、eポートフォリオ等の等の教育情報システムを用いて学習活動を記録することにより、教育ビッグデータを構築し、それを分析して教育・学習の支援を行っています。
また、2016年2月には、ラーニングアナリティクス(LA)センターを全国で初めて設立し、全学的に教育ビッグデータの利活用に取り組んでいます。
本講演では、LAの最新の研究動向を紹介し、教育ビッグデータを用いた大学教育の質向上ならびに質保証のあり方について議論します。
申し込み方法
※申し込みは締め切りました
お問い合わせ
大学連携e-Learning教育支援センター四国
〒760-8521 香川県高松市幸町1-1 香川大学内
TEL:087(832)1365
e-mail:chipla_el_info(at)cc.kagawa-u.ac.jp ※(at)を@に置換えてください。
スキルアップ研修会(第2回)
2016年度第2回スキルアップ研修会の開催について
(※2016年度第2回スキルアップ研修会は終了しました)
2016年11月30日に「eラーニング授業開発」をテーマとして、2016年度第2回スキルアップ研修会を開催しました。
研修会には5大学の会場で計31名の参加がありました。また、当日参加できなかった20名の方には、研修会の模様を収録したDVDを作成して2017年2月までに配付する予定です。
研修会の前半では、鳴門教育大学での実例をもとに、eラーニングによる授業の実施方法や講義におけるeラーニングの有効活用方法、eラーニングを利用した講義を実施する際の問題点についての解説を行いました。
研修会の後半では、Microsoft PowerPoint の標準機能を利用した、簡単で効果的なeラーニング教材の作り方について解説を行いました。
日時・会場
日時:2016年11月30日(水) 13:00~14:30
会場:鳴門教育大学 地域連携センター2階教授スキル演習室 (5大学の各会場をMCUで遠隔接続して実施)
対象:四国の5国立大学の教職員
(※主にe-Learning教材の制作に興味のある教職員)
参加費:無料
プログラム
テーマ:「eラーニング授業開発」
13:00~13:15 | eラーニング授業の概要 … (竹口) |
13:15~13:45 | 学習管理システムmoodleの説明 … (竹口) |
13:45~14:25 | 簡単で効果的なeラーニング教材の作り方 … (石内) |
14:25~14:30 | 質疑応答 |
講師紹介
◆講師:竹口 幸志
(大学連携e-Learning教育支援センター四国鳴門教育大学分室 講師)
◆講師:石内 久次
(大学連携e-Learning教育支援センター四国鳴門教育大学分室 事務員)
スキルアップ研修会(第1回)
2016年度第1回スキルアップ研修会の開催について
(※2016年度第1回スキルアップ研修会は終了しました)
2016年11月8日に「e-Learningにおける著作権処理の実務」をテーマとして、2016年度第1回スキルアップ研修会を開催しました。
研修会には5大学の会場で計43名の参加があり、e-Learningに関わる教職員の著作権処理に係る意識啓発を行うとともに、e-Learning教材を制作する際の第三者著作物の利用許諾に関する法制度の知識及び利用許諾契約に係る実務スキルの向上を図りました。
「第1部:e-Learningにおける著作物の取り扱いに関する国内の動向」では、著作権法改正の動きや権利処理の基本項目、制度概要などについて、簡単な演習を交えつつ講演を行いました。
「第2部:第三者著作物の利用許諾実務」では、e-Learningの著作権処理における実例に基づいたワークシートを用いて、実務処理についてグループで意見交換をしつつ実習を行いました。
チラシ pdf(827KB)
日時・会場
日時:2016年11月8日(火) 13:30~16:30
会場:愛媛大学 総合情報メディアセンター 1階 会議・ゼミ室 (5大学の各会場をMCUで遠隔接続して実施)
対象:四国の5国立大学の教職員
(※主にe-Learning教材制作のために第三者著作物の著作権処理に関わる担当者)
参加費:無料
プログラム
テーマ:「e-Learningにおける著作権処理の実務」
13:00~ | 受付 |
13:30~14:30 | 第1部:e-Learningにおける著作物の取り扱いに関する国内の動向 ① 講義「e-Learningに関する著作権制度の概要及び国内動向」 … (木村) ② ワーク … (木村) |
14:30~14:40 | 休憩 |
14:40~15:40 | 第2部:第三者著作物の利用許諾実務 ① 講義「一般的な著作権処理のポイント解説」 … (木村) ② 講義「愛媛大学の事例紹介」 … (吉田) ③ ワーク … (木村、吉田) |
15:40~15:50 | 休憩 |
15:50~16:30 | 質疑応答 |
講師紹介
◆講師:木村 友久
(山口大学 大学研究推進機構 知的財産センター 副センター長)
大学における知財教育、知的財産人材育成などの研究に従事する傍ら、全国の大学において知財教育授業改善活動(FD)及び知財に関する職員研修(SD)など、知財教育の実践面でも精力的に活動している。
2013年度より山口大学で体系的な知財教育を実施するために全学生必修化と接続科目を整備すると共に、教科書及びビデオ教材の開発、アクティブラーニングあるいは反転授業を取り入れた授業を実施している。
2008年特許庁長官賞(産業財産権制度関係功労者表彰)、2016年経済産業大臣賞(知的財産権制度活用優良企業等)を受賞。
専門分野は、知的財産法、教育工学、産学連携、情報教育、産業教育。
◆講師:吉田 明恵
(大学連携e-Learning教育支援センター四国愛媛大学分室 技術員)
熊本大学大学院研究員としてe-Learningコンテンツ設計に係る研究に従事。サイバー大学や民間企業等でe-Learningコンテンツの設計・改訂などの業務に携わり、2013 年より現職に至る。
現在はe-Learningコンテンツの開発をしながら、著作権処理の効率化を目指している。
専門分野は、教材設計・著作権処理など。
修士(教授システム学)
【研究発表】
・研究報告集『四国地区5国立大学間のeラーニングコンテンツと第三者著作物への利用許諾に関する考察』,日本教育工学会,413-416(2016.3)
・発表『e-Learning コンテンツにおける第三者著作物の著作権処理―四国地区5国立大学間としての取組みと実践報告―』,日本知財学会,(2016.6)
・発表論文集『大学連携 e-Learningにおける著作権処理の支援に向けた取組』教育システム情報学会 第41回全国大会,305-306(2016.8)