事 業 概 要

四国5大学連携による知のプラットフォーム形成事業

知のプラットフォーム形成事業

 四国5大学連携による知のプラットフォーム形成事業とは、四国の国立大学が、それぞれの大学が持つ資源を効果的・効率的に活用する観点から、AO入試、大学教育、産学官連携等を大学の枠を超えて共同実施し、相乗効果により、質・量ともに充実を図るものです。
具体的には、

・四国地区国立大学アドミッションセンターの設置とAO入試の共同実施 pdf(315KB)

・四国におけるe-Knowledgeを基盤とした大学間連携による大学教育の共同実施 pdf(368KB)

・四国産学官連携イノベーション共同推進機構の構築 pdf(249KB)

の3部門の事業を推進することとし、このうち香川大学は、「四国におけるe-Knowledgeを基盤とした大学間連携による大学教育の共同実施」事業の基幹校として実施します。

四国におけるe-Knowledgeを基盤とした大学間連携による大学教育の共同実施(知プラe)事業

大学間連携による大学教育の共同実施
事業概要

 四国の国立5大学が相互に連携し、香川大学に大学連携e-Learning教育支援センター四国を設置するとともに、他の4大学にセンター分室を設置しました。そのe-Learning基盤を活用して「四国地区における5国立大学連携構想」の中の大学教育を共同実施することによって、連携大学全体の教育の質の向上を図ります。

連携大学

 香川大学(基幹校)
 徳島大学  鳴門教育大学  愛媛大学  高知大学

事業理念

 我が国の地方国立大学は、教育研究機関として、地域に根ざし、世界に発信することが求められています。四国の5国立大学は、四国そしてそれを構成する4県に立地する大学として、四国地方の知的基盤を豊かにするとともに、地域社会に貢献できる人材を輩出することを重要な使命としています。
 本事業では、e-Knowledgeコンソーシアム四国(eK4)で蓄積されたe-Learning基盤を強化した教育の共同実施を行うための母体として、大学連携e-Learning教育支援センター四国(センター四国)を設置します。センター四国では、大学間連携により、それぞれの人材や得意とする教育・研究分野を共有・補完するコンテンツを開発することで、教育の質の向上を図ります。科目選択の幅が広がることによって、履修者の興味や学習ニーズにあった科目履修が可能となります。また、各大学の状況(時間割など)に依存しない教育プログラムの開発により、学生にとっては、四国のどこに居ても、いつでも何度でも受講できる共同実施の運用モデルを確立します。

事業の到達目標

 各大学が持っている教育資源を共有し、e-Learningを用いて有効に活用することで、現在以上に効果的な教育を実現します。

 1.共同実施の仕組み
  ・共同実施科目の開講 50科目
  ・大学連携によるコンテンツの共同開発

 2.e-Learning活用講義法と質保証の仕組み
  ・効果的なe-Learning活用講義法の開発
  ・フルe-Learning講義の教育の質保証
  ・多人数クラス(数百人レベル)の実現
  ・学生と教員の双方向性の実現

 3.継続的な運用の仕組み
  ・補助金終了後の運用体制の整備

全体スケジュール
全体スケジュール

 平成26年度から大学教育を共同実施します。そのため、平成24~25年度を準備期、平成26~27年度を試行期、平成28~29年度を拡充期として、平成30年度より大学教育の共同実施を定常化させます。

関連リンク

e-Knowledgeコンソーシアム四国(調整中)